〜ロンドンより帰国して〜
ロンドンに約2年半くらい滞在して貯金もほとんど使い果たしていた私は、職を探し勤め始めました。今後何が起こるかわからないということでルームシェア形式で2人暮らしを募集した女性と始めました。その子も彼氏がいなかったので一緒に合コンパーティなどに参加しましたが、そういえば私はこのやり方の出会いではときめかなかったんだという事を思い出しました。
それからはホームパーティをちょくちょく開くようにして一度だけの顔合わせで終わりではなく一度パーティに参加した人とバーベキューをしたり、山に登ったりして何度か顔を合わせられるようにしていきました。
サルサスクールにも男性がいたのでパーティに誘ってみました。地味な感じの人だったのですが、スペイン語の本を貸してくれたりする親切な人だったので。もしかしたらパーティに参加するようなタイプの人ではないかなと思ったら即OK。へー意外〜と思いながらパーティ当日を迎えると、その人は串刺しのつくねやトロトロに煮た牛スジを持ってきていました。
食べものをお店で購入して持ってくる人たちがいる中、ちゃんと手作りで準備してきたんだぁと好感が持てました。パーティも終盤になるとその人が手作りのロールケーキも出してきて、その後余った生クリームでアイスクリームを作ってきていました。その意外性に驚いたのは私だけではなかったと思います。何せ、すごく大人しくて地味に見えるので。
それからサルサのクラスで少し話をするようになりました。ホームパーティにも必ず誘うようにしました。時には場所がないということで彼のマンションを借りてホームパーティをすることもありました。そんなこんなで3ヶ月が過ぎた頃、サルサの踊りを披露する場があり、荷物持ちでついてくるよと彼からのオファーがあったので特に必要ないと思ったのですが、何度か言われたのでお願いすることにしました。
初出場も無事終わりお疲れ様と別れ、次の日メールで会えないかと連絡があり、その次の日に告白されました。内容は事業がまだ上手く乗っておらず借金があるけど付き合ってくださいとのことでした。私は正直に借金のあること、貧しい生活をしていることを話してくれたので好感を持ちお付き合いをすることにしました。そしてそれが今の主人です。お付き合いをしていたときの支払いは私でしたが、特に問題はありませんでした。彼もありがとうと支払いをさせてくれました。私は結局お金のある人に好感を持っていたわけではなく、自分が自分らしくいられる人を求めていたのだと思います。これで私の婚活は終わってしまいましたが、今は子どもにも恵まれ幸せです。